療法紹介
療法の簡単な目的を説明しております。
患者さんの症状に合った療法を選択し施術を行います。治療方法について疑問がある場合は質問してください。
■手技療法
手技療法主体の施術を行っています。
本来人間が持っている治癒力(生理的現象)、細胞再生力、反射回路等、生理学理論を利用した手技療法です。
清水徒手療法を基本に色々な手技テクニックを導入し各組織、器官の生理機能の回復を目指します。
損傷した細胞にはそれぞれ治癒までの(治るまでの)時間が必要です。骨組織、筋組織、靭帯組織が損傷を受けた場合、その組織の損傷程度、初期処置、来院までの時間、施術方法など色々な条件で治癒までの時間が変わってきます。
損傷部、損傷程度、注意事項など説明し早期社会復帰(仕事、スポーツ現場など)に向けて患者さんと共に施術を行います。
■光線療法
筋の緊張緩和、疼痛の軽減、組織再生の促進などを目的に電気刺激療法を行います。
■超音波療法、極超短波療法
疼痛の緩和、炎症の鎮静化、腫脹の改善などを目的に超音波療法、極超短波療法を行います。
■牽引療法
筋、腱、靭帯などの緊張緩和、関節への圧力緩和を目的に牽引療法を行います。
牽引療法は縮んだものを引っ張って治すイメージがありますが、そうではありません。もっと強くしてほしいと言われる事がありますが緊張、圧力緩和が目的ですから、強い牽引は逆効果となります。靭帯への直接的なマッサージ効果を期待しています。
■冷却療法
急性炎症期で腫脹、熱感などの鎮静化を目的に冷却療法を行います。
■温熱療法
血行の促進、交感神経の鎮静化、発痛物質の分解促進を目的に温熱療法を行います。
■包帯法
関節可動域の抑制、患部の安静、内出血の鎮静化、腫脹、浮腫などの改善を目的に包帯を行います。
包帯の種類は、巻軸帯、弾性包帯、さらし包帯、サポーター帯、粘着包帯(テーピングテープ)、粘着弾性包帯(テーピングテープ)、自着性包帯などがあり、損傷部位、程度、患者さんの職種、競技種目、運動強度により使い分けします。
■装具
固定、保持を目的に簡易装具、固定装具を装着します。
簡易装具には簡易コルセット、サポーター、など各関節可動域を制限する既製品装具があります。
固定装具にはキャスト材、熱軟化性樹脂、金属副子、アルミ副子、すだれ副子、厚紙副子など患者さんの症状、部位にあわせた固定装具を成型します。固定装具を装着した場合、関節は動きません。